最高の肌触りを実感できるタオルは一体どのようなものでしょうか。前回の記事ではタオルの生地の元となる綿の種類やそれぞの特徴についてご紹介しましたが、その高級綿で製造されたおすすめのタオルがあります。
タオルの生地の元となる綿には生産地やコットンごとの特性がありますが、その中でも特に品質が高く生産量が少ないコットンは高級品として扱われており、製造されたタオルは献上品とされることも。
一度はそんなタオルを使ってみたいと思いますが、私たちにも購入できるチャンスがあるのです。
タオルを購入する時はどうしてもデザインや「ふんわり」のような宣伝にひかれてしまいがちですが、前回の記事と今回の記事をあわせて読んでいただくことで見つけることが出来ます。
ここでは綿の種類別おすすめのタオルをご紹介いたします。
スーピマコットン
◆ 日本にも馴染み深い安定したコットン
スーピマコットンはアメリカで栽培されている長超長綿で、日本国内でもスーピマ綿を使用したTシャツなどが多く販売されており、その肌触りには定評があります。
こちらの商品はビッグバスタオルのため大きく、3枚組となっています。
シャンカー6
◆ 神の名がついたハイブリッド綿
今治タオルブランドが有名になったきっかけの愛媛県今治市にある吉井タオルが「最もタオルに適したコットン」として使用しているインド生産の上質な中長綿です。
減農薬で栽培されて丁寧に手摘みしたAAAクラスの高級インド中長綿の中から、さらに厳選して最高級の品質のタオル専用糸に仕上げ、これを愛媛県今治市の清冽な水で時間と手間をかけて作り上げたハイクオリティタオルです。
シックなカラーと高級感溢れるロゴ刺繍はホテルライクな生活やワンランク上のスポーツ・トレーニングライフの実現に近づきます。ワールドタオルが販売するタオルもすべてシャンカー6の今治タオルブランド認証商品です。
ギザ綿
◆ 世界三大コットンのひとつエジプトの超長綿
ナイル川流域のギザ地方に由来しており、開発された順番に番号が付けられています。中でもGIZA45はエジプト超長綿の中でも繊維長が最も長く、それはまるでシルクのような質感を感じられることから最高級品として扱われています。
綿の生産量が少ないことからお値段が張りますが、GIZA45で製造された商品を見つけたら、ぜひ購入したいタオルです。
こちらのタオルは今治タオルの老舗「丸栄タオル」がGIZA45とGIZA87をブレンドしたGIZA92で製造したタオルです。
新疆綿
◆ ギザ綿と並ぶ世界三大コットンのひとつの高品質超長綿
新疆ウイグル自治区で生産される超長綿で、晴れた日が多く、雨が少ないエリアで栽培されることで他の綿花に比べて繊維が長く、天然油脂分も多いことからシルクのような光沢と肌触りを持つのが特徴的な綿です。
海島綿/シーアイランド綿
◆ 繊維の宝石、幻のコットンとも呼ばれる超高級綿
繊維の長さと光沢、肌触りはエジプトのギザ45を上回っていると言われています。カリブ海周辺の一部の地域でしか収穫されず、世界の綿花のわずか10万分の1と限りがあることから、1業種1社のみ優先的に使用できる制限がある幻のコットンです。
タオルメーカーのUCHINOが取り扱っており、品質・お値段も最高級品です。
いかがでしたでしょうか。
タオルはデザインやふわふわ感で選びがちですが、良いコットンから選ぶことで日々の生活にラグジュアリーな気分を味わえることができるかもしれません。